盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.557 「細野高史のヒップなホッチー!」2021.9.20.盛岡タイムス
 ジイさんが山から木の子を持って店に帰ると、「埼玉からいらしたんですって」と、珍しく一人で店を開けていたバアさんが言う。その若者(?)は@hochieeさんこと細野高史(こうじ)さん。ヒップホップやラップ、もち!ジャズも好きで、沿岸線を北上して青森まで行き、南下して盛岡へとのこと。目的はジャズ喫茶やDJBAR,レコード店をめぐり、はたまた人に会う。日数も宿泊先も決めずに、行く先々で気に入った時間を存分に使い楽しむ、まさに男の願望を地で行く理想的な旅。いいなあ!
 採り立てキノコ汁をふるまったら、これから花巻へ行って、遠野から来る人と初めて会うのだと言う。その人のこと聞いてピンときた!え!彼と、花巻で!ならつれてってくれない!僕がずっと会ってみたいと思ってた若者だから!で、彼の車に乗っけて貰うと、流れて来たのはラップ!「アメリカ、テキサス州ヒューストンに1966年3月21日に生まれ、現在ニューヨークのブルックリンに住むDJ・プレミア(ニックネーム・プリモ)という人のラジオ番組(NY・WBLS放送)を録音したもの」なのだとすらすら出て来る程、彼のファンで、16年程前、彼・プリモが八王子に来た時、一緒に撮った写真まで見せてくれて、彼が自分を見ながら両手を拡げてくれた写真が気に入り、それを基とするバイナルアートを彼に作ってもらおうと依頼するために、今、その作家・KAZUMA(藤原和磨)さんと打合せする店に向かってるのだと、花巻駅前の「Lit・Work・Place」に行った。
 急についていくことになった僕の為に約束の時間が1時間も遅くなってしまったが、店の二階にあるベランダのテーブルで一人コーヒー飲んで持っていてくれた。その店は以前彼が作品展を開いたところで、階段途中にある、バイナル(ビニール・レコード)作品は、マイケルがクラフトビールを両手に持った「ON.THE.BEER」。着ている黒のスーツはカットしたレコード。白シャツの胸にはそのレコードのセンターレーベルを使ったカッコイイ作品であった。この店の支店が盛岡開運橋の木伏緑地にあるコンテナ飲食店「BREWBEAST」、そこにもKAZUMAさんの作品が一点あると聞いたホッチーさんは翌日さっそく行ってそれを写真に撮ってきて僕に見せてくれた彼のほっちき?歩き、感動もバイナル(倍なる)行動力に思わず拍手。ホッチー来テ、カズマに行って三者共(今日)ハツの忘れられない日となった。



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