盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.455 「35年前1984年10月の穐吉NYBB」2019.10.7.盛岡タイムス
 2019年7月14日(日)正午からの「第32回・盛岡大通・ビック・ストリート・ジャズライブ・フェス」に、40年来の友・高橋幹夫さんが走り寄って来て僕に手渡してくれたプラケースを開いて飛び上がらんばかりに驚いた!入っていたのは35年前の1984年10月27日、陸前高田市民会館大ホールで行った「ジャズ喫茶・ジョニー」の10周年記念コンサート「秋吉敏子・ニューヨーク・ジャズ・ビックバンド」16ページのコンサートパンフ。
 更には東海新報社で印刷して貰った「ジョニー情報」(新聞見開き4ページ分)、その一面左上に作家・五木寛之氏からのメッセージ「10周年おめでとう。持続することのむずかしさを、最近つくづく感じています。これからも、われらの幻の共和国として頑張ってください。横浜にて・五木寛之」とある。コンサート開催を知らせる新聞記事、「毎日新聞」、「河北新報」、「岩手日報」。そして2ページに渡る見開き全面広告の東海新報(10/9付)と1ページ全面広告の岩手日報(9/20付)をまとめて新聞紙にスポンサー広告100余りをつけて再印刷した22.000部の新聞?それを新聞に折り込んだもので、当時の駐日アメリカ大使・マンスフィールド氏は「秋吉敏子さんは自国(アメリカ)の最高の宝です」と紹介メッセージ。
 パンフレットには、秋吉敏子さんニューヨークからのメッセージ「ジャズは大変に個人的な一種特別な音楽で聴く方も大変な努力が要る為、誰にでも向いて居る音楽とは言えません。又クラシックと違い、ジャズに対する認識が余りなくて、非常に誤解されて居る音楽とも言えます」。当時のジョニー後援会長だった医師の鵜浦喜八氏は「陸前高田市にとってはかつてない大事件であり、このことによって陸前高田市民が世界の檜舞台に進出したことを意味するものであり、この上ない栄誉、、、。この友情の輪が世界平和につながることを祈念します」他10名余りの賛辞。1975年の開店時から84年までの間に開催した200回余りのコンサート、ライブ出演者名、又ほぼ同数の報道インデックス。そしてジョニーがコレクションしていた秋吉敏子のLPレコードが当時、すでに48枚あったことを再認識。手売りの他、車を運転してチケットを頼み歩いたプレイガイドは県内全域と宮城県南まで100ケ所近く。もちろんコンサートは補助席までの超満員。僕も実行委メンバーも若くてバリバリだったなあ。幹夫さんありがとう!



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