盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.450 「第40回の草津国際音楽祭行き」2019.9.2.盛岡タイムス
 「草津よいとこ一度はおいでハードッコイショ」で知られる温泉のまち群馬県草津町で1980年に始まり、今年2019(令和元年)で40周年を迎えた「第40回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」にジャズの穐吉敏子さんを招くという話を、同祭事務局長で、プロデューサーのカメラータ・トウキョウ・社長・井阪紘氏から昨年聞かされていた穐吉ファンの僕は彼女の出演する8月29日(2019)に聴きに行く!としていたら、なんと盛岡を中心に全国・北海道から九州まで60名もの人たちが、参加し聴きたいとのことで、チケットを先行予約して最良席をキープ!
 まもなくと思っていた24日一通の封書がアカデミー事務局から届いた。封切ると中からは照井顕様・照井夫人様と書かれた、穐吉コンサートの前日・28日午後7時20分からの出演者名が記載されていない特別演奏会の招待券2枚。その注意書きを読むと「受付18:40~19:00までにご着席下さい。終演後は上皇上皇后両陛下のご退席をお見送りいただいたのち、A扉からご退出ください」とあった。ワーオ!これはなんとしても行かなくちゃ!女房は「私は29日皆さんとご一緒しますから、1人前乗りで行って!」という。ありがとう!
 盛岡、大宮、軽井沢、草津と新幹線と急行バスを乗り継ぎ約4時間で現地到着。そこからホテルの送迎バスに乗る。まもなく運転手が「ご到着です」というので皆と降りたら、そこはホテルではなく湯畑という源泉地、時計を見れば、ホテルのチェックインまで1時間半はあったので散策しながらホテルへ行くこととし湯畑に立てば、草津町民憲章「歩み入る者にやすらぎを、去り行く人にしあわせを」(東山魁夷・書)の石碑。広い湯畑を囲む柵の石柱には「草津に歩みし百人」として、有名な(故)人の来草年が刻まれていた。音楽関係では中山晋平1928、野口雨情1928、西条八十1930、服部良一1970、高峰三枝子1987等々。著名人では小林一茶1808、良寛和尚1827、志賀直哉1904、横山大観1915、若山牧水1920、竹久夢二1929、岡本太郎1975等。そして岩手関係では高野長英1830や高村光太郎1927の名があり、なんとなく「ゆったり」とした気分で読み進めば未だ空白の柱あり。この先いずれは穐吉敏子さんの名も必ずや刻まれるであろうと想いながら、山中にあるホテルまでの長い長い坂道を歩き登った。



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