盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.387 「穐吉敏子への旅」2018.6.18.盛岡タイムス
 1974年秋。秋吉敏子=ルータバキン・ビックバンドのデビュー作「孤軍」をLPレコードで聴いて以来、これまでの44年間、彼女の全作品(別バージョンも含む)を探し求め聴き続け、コンサートを主催し、その他日本各地での、コンサートやライブ、はたまた、アメリカでの重要なコンサートがあると聞けば、僕の知る全国の穐吉ファンに声を掛け一緒に何度も聴きに馳せ参じてきた僕の半生は、まさに「穐吉敏子への旅」そのものである。
 そのことから、僕は今年2018年4月1日「穐吉敏子への旅」(添乗員・照井顕)というタイトルの穐吉敏子全作品写真集本を出版した。中味は彼女のデビュー作(1953)年から最新作(2017年)までの全作品で、シングル盤、ソノシート盤、LPレコード、カセットテープ、CD(コンパクトデイスク)など、ジャケットや収録曲などの、いわゆるバージョン違いのものや全集まで180タイトルを収録。
 他に穐吉さん自身の著作本や語り本など6冊。雑誌(表紙)新聞(トップ)など18点。他彼女が一番最初に聴いたジャズのレコードと、一番最初に買ったレコード(どちらもSP・78回転盤)までおまけに収録した。「世の中には有名奏者などのデイスコグラフィーはあるけれど、作品の裏表までを収録したものは在りそうで無かった初めての本、凄いね!」(全部を持っている人でないと作れない)と、都内のとあるジャズ関係者のことば。
 僕はこの穐吉敏子作品全集にVo.1とナンバーリングをしたので、彼女に関する本を今後何冊かシリーズで出してゆきたいと、次作を練っているところですが、この2018年6月、穐吉敏子さんと関係、関連のある人々と街を訪ねる初めての一人旅をしてきた。その第一日目、花巻から大阪に飛び、穐吉さんが「姉トリオ」と呼んでいる三人の女性達「穐吉さんの姉(4人姉妹の2女、美代子さん)」そして「穐吉さんのステージ衣装を作ってきた春名道子さん」「その二人の友で美術家の上村雅代さん」。二日目は初めて広島へ行き、あの「ミナマタ」に次ぐ社会的な作品「ヒロシマーそして終焉から」の原爆ドームや国立広島原爆記念館、オバマ前大統領が来た平和公園など見学。三日目は秋吉さんにその作曲を依頼した善生寺の中川元慧住職らにお会いして話を聞いて来た。



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