盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.380 「小西啓一のテイスト・オブ・ジャズ」2018.4.30.盛岡タイムス
 東京神田のアデロンダック・カフェで、ジョニーさん!この方ラジオ・ニッケイの小西さんです!とマスターから紹介され、差し出された名刺には番組担当プロデューサー・小西勝明、だが彼は啓一ですと言った。僕の頭の中で大切なものを仕舞い込んでるジャズ棚の扉が自然に開いた。僕が店を始めた1975年創刊になったジャズランド誌。確かその76年正月。彼、小西啓一氏が執筆していた「ジャズプロデューサーについてのこと」
 「若い演奏者がどんなに優れた力量を持ち、圧倒的な演奏をしても、その能力を認めレコーディングの機会を持たせてやる様なプロデューサーとの出会いが無い限り、その人は幻のように、永遠に、ジャズシーンから消えていってしまうのだ」という様な事を書いていた。そしてその「プロデューサーとは音楽に対する深い愛情と、その音楽を正確に判断できる耳と、自らの音楽感を持ち、確固たる信念にもとづく気骨ある制作の必要性」を書いていたのだ。
 そんな彼が担当する短波ラジオの「テイスト・オブ・ジャズ」は1950年代から続く最長不倒記録を持つライブ感たっぷりの人気番組。その2018年4月21日(土)18時からの放送は盛岡出身在住のジャズシンガー・金本麻里さんをゲストに虎ノ門琴平タワー21階にある日経ラジオ社のスタジオから山本郁(かおる)アナの進行で、小西ディレクターの元でオンエアーされ、その後21、22、29日の再放送。更には来月5月6日、日曜22時30分からの最終再放送があるので、短波ラジオNIKKEI第一、又はインターネット、radiko.jpで聞いてみて下さい。僕もちらりと出ています。
 その番組コメント「小西敬一の今日もジャズ日和・Vol・406ホープガール参上」をネット上で読んでみたら、麻里さんと僕の出会いからデビュー、そして横浜ちぐさ賞受賞のことなどを紹介しながら「彼女の実に堂々とした、気風もよくソウルフルで聴くものを温かく雄々しく包み込んでくれる。大器と言った表現がぴったりなシンガーで、名刺代わりにアルバムを作る新人ジャズボーカリストとは、その心構えや覚悟からして異なり、歌を通して伝えたいものも多くあり、それがダイレクトに伝わってくるのだ。こういうシンガーが地方に居続け、そこに根を張り、活動を続けるその心意気を見習わなければならない」とあった。



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