盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.378 「伊藤タエの世界第8位人生」2018.4.16.盛岡タイムス
 「常連客」とだけある、差出人名のない封書が届いた。おそる恐る封を切る・出てきたのはB4のコピー1枚。週刊新潮2018年4月12日号の52~53Pに掲載された、作家・五木寛之氏が連載中の「生き抜くヒント!」(連載第194回)の「百年人生とハラスメント」の主題。途中の「広がる荒野」そして最後の小題「米寿記念コンサート」その下にサインペンで注目!矢印が付いていた。とりあえず、そのその部分を読み進むと「オイハラ(老ハラスメント)に心を悩まされているおりに明るいニュースが届いた」とあり、「おなじみ陸前高田のジャズ喫茶・ジョニーと盛岡の開運橋のジョニーとが、共同で穐吉敏子米寿記念コンサートを開催するという。八十八歳のジャズピアニストの健在ぶりは百歳人生時代への力強いメッセージである。荒野をめざす見事な人びとが、ここにもいる」とあって、僕はジーンと目頭が熱くなった!。
昔は人生50年と言った時代があり、70才は古来より稀(まれ)だったことから70才は古希とされているが「夏目漱石がロンドンに留学していた頃、日本人の平均寿命は40代前半だったという。最近は人生百年時代とか百歳人生時代と、しきりに騒がれている」と五木寛之氏。
僕等団塊の世代が20才前後だった頃、五木寛之作詞の「青年は荒野を目ざす」というレコードが発売になって当時僕はそのはしだのりひことフォーク・クルセイダーズのシングル盤を買いよく聴いていたが、そのレコードのB面に入っていた歌というのが北山修作詞の「百まで生きよう」だった。いまから50年も前に人生百歳時代を先取りしていた歌だったといまにして思うだが、ここまで書いて思い出したことがある。それこそ僕の店の常連客である伊藤洋一さんから昨年聞いた話「父は6人兄弟の末っ子なんですが一番上の長女・タエ(叔母)さんが11月下旬114才で亡くなった」というのだった。「えーっ!114才?」と僕は耳を疑いながらも、ひゃくじゅうを超えた人!114才の人生の重さとその深さを想った。伊藤さんが「どうやら世界8位の長生きだったらしい」とも(凄~い!)。我等が穐吉さんは、88才88鍵日本ツアーを敢行中である。これも凄いこと!。



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