盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.377 「穐吉敏子の日本縦断米寿ツアー」2018.4.10.盛岡タイムス
 業界紙、月刊ジャズワールド4月号その一面トップ「国際ジャズ名声の殿堂入りを果たした秋吉敏子、北海道から九州まで米寿記念コンサート敢行!」の見出し。4月3日札幌「coo」。6日広島「善正寺本堂」。7日三重「津市文化会館」8日岐阜「STUDIO・F」。10日大分「BRICK・BLOCK」。11日東京「板橋区立文化会館大ホール」。13日静岡「袋井市月見の里学遊館うさぎホール」。14日東京「赤坂B♭」。15日山形「シェルター本社ホール」。17日岩手「盛岡市民文化小ホール」。21日東京「ディナーパーティ」。27日福島「福島市音楽堂ホール」。30日神奈川「横浜ドルフィー」。3日大阪「高槻市コンサート」の一ヶ月間14公演。
 米国立・J・Fケネディセンター「生きたジャズの伝説賞」。米国立芸術基金「NEA・ジャズマスターズ賞」などなど日本人初となる受賞の数々を手中に収めてきた彼女が、「これまで私を何度も呼んで下さってきた人たちのところだけを歩きたい」と、2年前に計画を立て今日に至った。初日となった3日の札幌は2年前の2016年9月に銀座・ヤマハホールに呼ばれて帰国し、リサイタルを開いた時、彼女はカゼをこじらせ体調最悪状態。楽屋では僕を含める3人しか会えなかった。そこで聞いた話は翌日昼に長時間の新聞取材があること。夜は、代官山でのライブ、そして翌々日札幌の予定。ところが翌日に肺炎を起こし札幌には行けなかったことから、真っ先に!と今回は札幌からのスタートとなった。
 札幌は2年前予約していた人達から優先的に案内されたと帯広の穐吉ファン・井上洋一さんから電話があり彼は札幌で聴き、盛岡にも来るという。穐吉さんは「昨年88歳の誕生日、12月12日に目の手術をして、ヤギュー何とかさん(柳生十兵衛)のように片目ですが、日本に帰る頃には完全になってると思います」とのFAXが届いていたけれど、まだ完全ではないらしく、「鍵盤の位置がずれて見えたり、ホテルでは床と同じ色の大理石段差に気付かず、転んでしまい足が痛い」と6日昼に彼女からの電話だった。それでも「今夜の演奏のためにこれからヤマハに行ってピアノを借り練習して来ます!」と元気な声。鍵盤と同じ数の88歳、生涯現役を貫く姿勢は感動ものです。



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