盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.383 「福島市音楽堂のレコードコンサート」2018.5.21.盛岡タイムス
 このところ、それこそ連載風に穐吉敏子さんの米寿記念ジャズピアノソロツアーのことを書いてきたが、東京のジャズワールド社が発行している月刊のジャズ新聞「ジャズワールド」2018年5月(通刊471号)に依頼されて書いた800字詰4枚の原稿「穐吉敏子日本縦断米寿記念88歳88鍵ジャズピアノコンサート」(顚末記)が第一面トップ記事として掲載になってビックリ。だが、考えてみれば穐吉さんの記事、しかも緊急入院された話までとなればやはり、日本ジャズトップの話題なのだった。
 その彼女の予定していた4月27日の福島市音楽堂ホール。主催の「福島市音楽を楽しむ会」の代表・松本秀勝さん(幸遊記№294・音楽で世界平和を)にキャンセルを知らせた時、彼は、あっさりと「じゃあ、穐吉敏子さんのレコードコンサートに切り替えます。ジョニーさんレコード貸して下さい!」だった。その決断の早さと、懐かしさをともなう、そのコンサートに僕はLPレコードを持参した。
 コンサート会場の受付でチケットの払い戻しをしながら、無料の穐吉敏子レコードコンサートを案内。会場入りしたファンは穐吉敏子=ルー・タバキンビックバンドのデビューアルバム「孤軍」を始め「ロングイエローロード」や「インサイツ」などの名盤の数々を世に送り出した井阪紘氏(幸遊記№162)の解説とそのエピソードを聞くまととないチャンスに恵まれたのでした。
 事の発端は「照井ちゃんと久し振りに話したいから、僕は福島のコンサートにも行きますよ。穐吉さんのコンサートが終ったら、どっかで一緒に飲もう!」と言うことになっていたから、まさに渡りに舟だったのです。でも彼にコンサート中止を知らせた直後にはホテルをキャンセルし翌日朝から仕事を入れてしまってた。でもレコードコンサートのこと言ったら、戻るので終わりまで居れないけどそれでももしいいならと、福島へ来て解説してくれたのです。しかも話を聞けば福島音楽堂ホールは懐かしい!ここのパイプオルガンをお世話したのも、その音を初レコーディングしたのも僕だったのよ!と。松本さんが案内してくれた喫茶店で井阪紘さんの話を聞いた。彼は今年39回を数える「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバル」のプロデューサーでもある。



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