盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:14:00~24:00

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幸遊記NO.318 「佐々木健一のカザルス的生き方」2017.2.14.盛岡タイムス
 「これ貸すから見てけれ!」そう言って2016年の正月、佐々木健一さんが置いて行ったのは、パブロカザルス(1876~1973)のJSバッハの無伴奏チェロ組曲第一番ト長調のレーザーディスクだった。1954年プラドの聖堂における貴重な録画。動くカザルスを見たのが初めてだった僕は大感動、次にはカザルスのSPレコードまで持って来たのでこれまた蓄音器で鳴らし聴いた。そこで僕は彼に「カザルスとの対話、JM・コレドール」の旧装初版本を見せたら、彼の目が点になった。当然同本は持っているが初版ではないというので、僕は古書店で新装版を見つけてからその旧本を彼にプレゼント。
 すると間もなくレコードの中古市で僕の目の前に現れたのが、健一さんに見せられたあのバッハと、もう一枚「鳥の歌」のLDだった。その盤には1971年国連でのコンサート時、この曲を弾く前に「生まれ故郷の民謡を弾かせて貰います。鳥の歌という曲です。カタロニアの鳥たちは、青い大空に飛び上がると“ピース、ピース(peace・平和)といって鳴くのです」とカザルス94才のことば。
 前置き長すぎ!とめよう。そうだ!とめよ!で想い出すのは僕の陸前高田時代や盛岡に来た2000年代初期、彼は何度か僕の店への送電を止めた。電気料請求書を届けてから50日支払いが滞ると止めるのだそうだ。彼は一応昔からの友人だが同僚への示しがつかないこと、から、心鬼にして止めたのさと笑う。
 陸前高田時代、ステレオ再生音が昼、夜、深夜と違うことを話したら、検査して電柱に登りしかるべき処置をしてくれた、彼・佐々木健一さん(61)は、昔盛岡夕顔瀬橋際にあった米と新聞販売をしていた人のせがれだった。中学を卒業して家事の手伝いをしていた時、東北電工の下請会社の人がいばりくさってたから、ヨシ!俺はヤツの上の会社に入ってやる!と変な決心!電気理論の1、2、3を独学で猛勉強!。電気主任免許を取得し東北電力へ入社した話はどこかカザルスの精神に通じている様な、まるでネジ花の様な性格なのだ。    
彼は、花巻、水沢、江刺、陸前高田、大船渡、釜石、盛岡、二戸、北上、現場を転々とする社員をまっとうし、定年。昔も今も家で音楽を聴く時以外、自室ではローソク生活。自作のバイクやヘルメットまで検査を通し、それで東京までも走った話も又、健(すこやか)そのものである。



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