盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:14:00~24:00

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幸遊記NO.314 「高梨勝夫の水上の音楽会」2017.1.16.盛岡タイムス
 店で使う「たたら清水」を汲みに、深夜2時半雪降りしきる中、車を走らせる。頭の中で歌っていたのは、アダモの“雪が降る”。カーラジオから流れて来たのはアルフレッド・ハウゼ・オーケストラの演奏でタンゴの名曲「碧空」。水汲み場に着くと、水の音を聴きながら浮かんできたのは、ちょうど300年前の1717年に作曲されたヘンデルの“水上の音楽”。ここは簗川の近くだが、水上の音楽はイギリス・テームズ川の船上。ジョージ・一世が喜んで3度も繰り返して演奏させたエピソードまで浮かぶ。
それはそうと僕も、水上の音楽を実践したことがあった。1989年陸前高田市。古川沼と呼ばれる和野川の河口(大震災の津波で消えた高田松原の後側)にイカダを浮かべ自分の店「ジョニー」のグランドピアノを乗せての水上ライブ。名付けて“古川沼クリーン・キャンペーン・コンサート”。水は実によく音を反射させるため岸辺で聴く心地の良さは最高でした。そうそう、その構想を面白がり、力を貸してくれたのは高梨勝夫さん。大船渡の建設会社・佐賀組創立者の1人で常務だった彼はニコッと笑い、会社からクレーン車を持って来て店からピアノを運び出し、クレーンで湖上イカダの上に降ろす作業を、無償でやってくれたのです。ピアニストはニューヨーク帰りの健未路(たけびみろ)さん。コンサートが始まると、高梨さんは持参した魚でカモメ(海猫)まで呼んで最高のシチュエーションを創ってくれたのでした。
そんなカモメ達とも友だちだった彼は当時、同市小友町の「海上七夕」代表世話人でもあり、「小友海上七夕賛歌」を作りたい!と、大船渡市の東海新報社編集長だった鈴木周二さんに作詞を依頼、出来たのは「一千二百年のいにしえ、北の海人たちは、氷上(ひのかみ)の国めざした、吹き抜く風、地果つる彼方に、いのち源求めて、反り返り音立つ、大笹竹小笹竹(おおたけこたけ)、、、、、」。作曲は僕。演奏は氷上山金太郎(イカダを造った製材所の社長・大和田幸男さん)で海上の音楽が誕生したのは1990年のこと。
高梨さん(75)は佐賀組を定年退職した後、その人柄を買われてか、高田建設の社長にもなった。理容師の奥さん(キヨコ・73)とは金婚の50年。今は孫の世話で忙しい毎日である。



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