盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:14:00~24:00

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幸遊記NO.221 「千葉岳洋のジャズの架橋」2015.4.6.盛岡タイムス
 大きな体をして、どっしりとピアノに向い素早い音も出す若きジャズピアニスト・千葉岳洋(たけひろ)君(24)。その彼を見ているとなぜかあの故・オスカーピーターソンの姿が想い浮かんでしまうのだ。開運橋のジョニーの卒業生で、プロのジャズドラマーになった柿崎幸史(たかふみ)君とのT・T・T・Trioライブで東京からの来盛演奏終了後、泊まるところが無いというので泊めることにし、二人でウイスキーを飲みながらおしゃべりをした。
 僕が、先ず驚いたのは、彼は東大を卒業してジャズピアニストになった点であった。8才の時自分で見つけた教室に通いピアノやエレクトーン。その後にファゴットを5年習い、仙台の東北学院高校時代には吹奏楽部に所属し、ほとんどの楽器をやったと言う程演奏が好き。だから当然なのだろうけれども、進学指導で進められたのは音大ではなく理系。一ヶ月で自分に向いていないと、文学部で美術史を専攻。19世紀頃の絵や文献に夢中になった。同じ絵を先生と生徒が見て言葉と目を磨く、それは楽器も一緒だという思いに至った。
 東大にもジャズ研究会やビックバンドがあり、一年の時から東大と慶応のビックバンドに出入りしトロンボーンを吹いた。高校生の時、吹奏楽の譜面を編曲していたことを活かし、大学時代からコンボやビックバンドの曲を作り始めて、その数は現在50曲余り。「コンテンポラリー、クラシック、ロック、様々な要素を取り入れ、あまり聴いたことの無い感じがする、自分の理想の曲を創る作曲家に!そして世界に爪跡を残せるピアニストになりたい!それが、漠然とした一番の目標!」という若い彼。
 ライブで印象に残った彼の曲「トナンクイロ」(イタリア語でかすかな星の光)同じフレーズの中でハーモニーの色が少しずつ変わってゆくブルース曲。「以前の僕はソリストの音に後から反応するというごまかし!今はバックに回る時、ソリストがどういう筋書きを考えているか、どういうプレイをしたいのか、普段の人隣りから読み取って先回りの音を出す。するとソリストもバンドのサウンドもアップすることに気付き、その架橋になる演奏が出来る様、自分でもソロの右、バックの左手で、言いたい事を音にする練習に打ち込んでいるという。



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