盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

地図をクリックすると拡大します
幸遊記NO.78 「高橋絵美夏のヴァイオリンと歌」2012.7.2.盛岡タイムス

 「絵美夏と言います。歌わせて下さい。カラオケも持って来ました」と言って、彼女が僕の店開運橋のジョニーに現れたのは、2003年の事。まだ、あどけなさを少し残していた21才の時でした。
 歌いだして間もなく、僕と女房は思わず顔を見合わせた。生演奏ではない、電子楽器の音源だったから、盛り上がりに欠ける平坦なサウンドにも関わらず、彼女の盛り上がる歌には、ビックリするほど素晴らしいものがあった。
 以来、来店の度に歌わせ、後に、北島貞紀トリオで歌い、定期的にジョニーにも出演。間もなくヴァイオリンも持ち出して来たが、ジャズの感覚を見につけるまでには、大変な時間を要した。それでも、持ち前の負けん気で頑張り「岩手を世界に発信するメッセンジャーになる!」と「ヴァイオリン・シンガー」を自称。
 県内外のイベントは勿論、東京でも歌い、教え。これまで、ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミ、コロンビア、タイ、上海、韓国、等のステージにも立って来た絵美夏。1982(昭和57年)8月9日生まれ。3才からヴァイオリン、声楽は小学5年生の時に、現・藤原歌劇団に所属する、盛岡出身・東京音大卒のソプラノ歌手・野田ヒロ子氏に師事したことに始まり、ポップスは、盛岡二高2年の時、元シャープホークスのアンディ・小山氏に師事。
 歌手になりたいと思ったのは、マライアキャリーのステージを見て、こういう歌を唄いたいと思ったから。以来、マライアや今年2012年2月に他界したあのボディガードを歌ったホイットニーヒューストン(48)の曲を得意として来た。2010年秋には、「START」というCDで全国デビューも果たした。
 東日本大震災で被災した、高田松原の松で中澤宗幸氏が製作した2本のヴァイオリン(1本は世界を、1本は日本を廻っている)を「命をつなぐ木魂の会」通じて、この7月20日「千の音色でつなぐ絆・震災ヴァイオリンで奏でる故郷の響」と題し、陸前高田市立第一中学校で、斉藤弦、城代さやか氏らとそのヴァイオリンでは県人初となる演奏をして来るのだと言う。頑張ってね。
 




戻る
Copyright (c) 2005 Jazz & Live Johnny. ALL rights reserved.